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トリビュート・アルバムの名作・迷作の紹介
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坂本九トリビュート坂本九トリビュート
オムニバス
東芝EMI
発売日 1997-12-10




天国にいる坂本九さんに聴いていただきたいアルバムです 2005-02-11
坂本九さんが日航機墜落事故で亡くなられから早くも20年を迎えます。
残された名曲の数々を時折聴いていますが、あの切々とした、心の深いところを揺り動かすような歌声があらためて悲しみを誘います。
このCDは、そんな坂本九さんの代表曲を他のアーティストが歌ったものを集めたトリビュートアルバムです。長渕剛が歌う「上を向いて歩こう」の味わい深さは格別でした。長渕剛の歌を聴きながら、この曲の万人に愛される魅力を再確認しました。マイナーともメジャーともつかない不思議なコード進行が、その悲しみをより倍化させるようです。ディック・リーが歌う英語での「スキヤキ」を比較して聴いてみると、アメリカで大ヒットしたのもそのあたりにあるようですね。中西圭三による「明日があるさ」は、一人で多重録音したドゥ・ワップ風のコーラスを伴い、原曲の持つ明るさが現代に蘇って来ました。ウルフルズや吉本のバージョンとはまた違った軽快さが感じられるアレンジでした。
JAYWALKの「一人ぼっちの二人」も、THE ALFEE「涙くんさよなら」も、宇崎竜童「ボクの星」も、そのどれもが個性的で、歌うアーティストによって原曲のよさがまた違って輝いて見えてきます。一路真輝が歌う私の大好きな「心の瞳」は、また格別でした。坂本九さんのラスト・シングルです。最近はご家族のユニットでも同名のアルバムが発売されているほど思い出深い曲です。以前、NHKの追悼番組で、一路真輝の「心の瞳」を聴いたことがあります。天国にいる九さんの思いが伝わるような切々とした歌唱でした。


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